『安達ヶ原の鬼婆』① 2016年03月20日 前文にも触れましたが、 むかし、市川猿之助さん(現、猿翁さん)のお芝居を見に行った時に 『黒塚』という作品をやっていました。 そのおどろおどろしくも悲しげな老婆の姿は、月に照らされ、哀しくもありました。 その悲しみがなんなのかをずっと心に留めていたのですが、 福島県の「安達ヶ原ふるさと村」を訪ねた折に、その著書を見つけ、読んでみて、答えが出ました。 答えが出たというよりも、なおいっそ…続きを読む